私の家から車で5時間くらいの所に住んでいる友人との付き合いは、5年前からだ。
知り合った場所は札幌のホテル、毎年1月に全道規模での農家の母ちゃんの集まりでだった。
初めて会ったのに、みょーに人懐っこい子で、一度で好きになってしまった。
それから2ヶ月、ひょっこりと我が家へやってきた(@_@)
「鈴木さんですか?今、ローソンのところを曲がりました、このまま真っ直ぐでいいですかねぇ?」
「はぁっ??どこのローソン???」
「芽室町の国道38号線のローソンですよ!」
あまりにも突然のことでビックリしたけど、彼女は無事に我が家までやってきた。
今夜は泊まって行きなさい、ちゃんと家に電話をするんだよと、私。
渋々彼女は夫に電話をかけたが、なんか変な感じ・・・。
一応、電話を代わってもらって、私が何者なのかと今夜は家に泊めることを話した。
後日談だが、実は家出だったらしい(笑)
何となく縁があって、年に1〜2度は会えるような関係が続いていた。
2年前からは冬に温泉で一泊、今年は春に十勝まで遊びに来て、またねと帰っていった。
6月頃までは電話で話したり、メールのやり取りも続いていたけれど、
農繁期がやってきて、自然と音信不通になっていった。
でも、いつもいつも元気な私たちに変わりがあるとは思えなかった。
10月、農家の母さんを対象に話をしていただきたいと依頼があった。
忙しさを理由に一度は断ったけれど、どうしても・・・と、強い思いから受けることにした。
すぐ近くに彼女もいるし、しばらく会っていないから一緒に泊まってお喋りしようと勝手に決めた。
10月13日、仕事の合間だけど午後9時に彼女の携帯に電話をした。
現在、使われておりません・・・と、繰り返されるだけ。
電話番号に変更があったのなら、連絡がくるはずなのにと、嫌な予感がした。
そのまま自宅へ戻り、家の電話にかけてみた。
お母さんがでて、あの・・・その・・・亡くなりました・・・
一瞬何が起きたのか分からなくなり、私の頭の中は真っ白。
いつですか?どうしてですか?と、焦る私は涙を流していた。
7月に事故で・・・と、お母さん。
もう3ヶ月以上も経っている、そんなに長い間連絡を取っていなかったなんて。
11月、やっと彼女の仏壇にお参りをすることができた。
写真の彼女はこれ以上ない!と言うくらいの笑顔で私を見つめている。
結婚して5年しか経っていない彼女だけど、どれだけ家族に愛され、大切にされたかは、
彼女の夫とお母さんの話で良くわかった。
30数年の人生の中で一番幸せな5年間だったと私は確信した。
別れは辛いけど、彼女に会えたことのほうが幸せだったんじゃないかと思っている。
でも、あまりにも可愛い女性だったから、寂しさは今でも消えない・・・。
もうちょっとだけ、彼女のことを思いながら暮していこう。
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